育児疲れからの夫婦喧嘩解決方法

誰だって疲労がたまると心の余裕がなくなってしまうもの。

単なる仕事の疲れであれば、
家に帰って一人でゆっくりすると
心身ともにリラックスできるものの、
育児ともなるとそんな暇が1分もなくなってしまいます。

24時間常に子供の世話に追い回され続け、
場合によっては周囲から余計な小言を言われたり。。。

前日の育児疲れが体に残ったまま
新しい1日をスタートするような毎日が続けば、
些細な行き違いで夫婦喧嘩になってしまうのも、
当然と言えば当然の結果でしょう。

ただ、夫婦喧嘩もきちんと話し合って、
お互いに納得できる形で決着できれば良いモノの、
そんなことは夢のまた夢の話。

実際にはお互いにわだかまりが残ったまま、
旦那が仕事に行く時間になってしまったりして、
夫婦喧嘩のストレスもたまる一方。

育児疲れによる夫婦喧嘩の末に離婚してしまうケースも
現代では決して珍しい話ではなくなっています。

しかしシングルマザーになってしまうと、
生活が非常に厳しくなり子供の学力も低くなるという
悲しい現実も待っています。

育児疲れからの夫婦喧嘩がエスカレートしてしまい、
不幸な将来を迎えてしまう前に、
今のうちに対策をしておきたいところですが、
具体的には、


  • 旦那に期待を持たない
  • 親や周囲の意見を聞き過ぎない
  • 不安なことばかり考え過ぎない
  • 今を楽しむ


といった点が挙げられます。



旦那に期待を持たない

夫婦喧嘩が始まる最初のきっかけは、
ほんの些細な行き違いじゃないかと思います。

夫婦関係ではなくて友達関係では、
それほど気にならないようなことでも、
いざ同じ屋根の下で暮らすようになると、
嫌でも目に付くことが出てくるようになります。


もともとまるで違う生活環境で暮らしてきたわけですから、
何から何まで価値観が一致するわけじゃないので、
あるていどの割り切りというか妥協はやはり必要です。

そして、相手に対して「これくらいはやってくれるだろう」とか、
「これはやって当然」みたいな期待を持ってしまうことも、
夫婦喧嘩の火種になりえます。

大なり小なり相手に対して期待を持ってしまえばしまうほど、
期待を裏切られたときの精神的なダメージも大きくなってしまいます。

旦那が「今日は19時に帰るよ」と言って朝、家を出たものの、
実際には変える時間が20時になって1時間遅くなっただけでも、
期待を持ってしまうことで夫婦関係の火種になってしまいます。


良好な夫婦関係を保つためには、
良い意味でも悪い意味でも相手に対して
期待を持ちすぎないことが大切です。

同じように子供が成長して大きくなってきても、
子供に対して過剰な期待を寄せてしまうと、
やはり期待を裏切られたショックで怒りを感じることもあるので、
期待を持ちすぎないように気を付けなければいけません。


親や周囲の意見を聞き過ぎない

育児疲れで夫婦喧嘩が増える原因の一つとしては、
育児のことで親や周囲にとやかく言われる
【育児ストレス】もあるんじゃないでしょうか。

自分が子供ですし、実際に育児をしているのは自分ですから、
周りにとやかく言われる筋合いはありません。

特に親の育児情報というのは、時代遅れというか、
時代錯誤になっているケースも見られるので、
親の意見は決して当てになるというわけでもありません。

親や周囲の意見を聞くのはほどほどにして、
「聞きたいことがあったら、聞きに行くから!」
というスタンスで育児に臨むようにするのが良いです。


不安なことばかり考え過ぎない

子供の将来のことを考えると、
進学や結婚、孫のことなど、
楽しいこともたくさん思い浮かぶ反面、
不安なこともいろいろ頭をよぎってしまうことでしょう。

学校でいじめられたりしないか、
社会生活をキチンと遅れるか、
良い会社に就職することができるか、
社会人になってお金に困ったりしないか、

子供にまつわる心配ごとを上げていくときりがないものの、
今の段階で考えても、何の意味もない悩み事がほとんどです。

学資保険くらいは今のうちから少しずつ
積み立てたほうが良いかもしれませんが、
子供の教育とか成長の心配をするのは、
ずっとずっと先で構いません。

将来のことであれこれ余計な心配をするよりも、
今目の前にいる子供に対して全力で愛情を注いであげましょう。


育児漫画・エッセイを読む

育児疲れで夫婦喧嘩が多くなっていることは、
心の余裕がなくなっていると思われますが、
逆に言うと、今を楽しむという感覚が亡くなっていないでしょうか?

当然と言えば当然ですが、
目の前にいる子供の今の姿というのは、
まさに今しか見ることができません。

子供が成長してから1歳のころの写真を見返すのと、
目の前にいる1歳のわが子と接するのとでは、
意味がまるで違いますよね。

育児は確かに疲労もストレスもたまるものですが、
それと同時に、様々な「楽しさ」も含んでいるものです。

育児の楽しさを再発見できれば、
心にも余裕が生まれるようになり
夫婦喧嘩の頻度を減らすことにつながります。

そこで育児について面白おかしくまとめられている
育児漫画・エッセイを読んでみるのがオススメです。

夫婦喧嘩が絶えないほど育児に翻弄されていたとしても、
見方を変えると、そこには「楽しさ」があったりするものです。

自分自身では気づきにくいかもしれませんが、
他人がどんな風に育児と向き合ってるのか?を知ることで、
今までは気づかなかった育児の楽しさを知るきっかけになります。